昨年の夏に購入したスピングルムーブが、かかとのソールがすり減ってゴムがなくなってしまっている部分が出てしまっていましたので、『修理の対応してもらえるのか?』ダメ元で見積もりしてもらいました。
スピングルムーブの修理受付フォームのサイトを読んでみたところ、以下のように書いてありました。
ゴム材以外の素材が見えている場合は修理不可となります。(修理底材の接着強度が保障できなくなる為)
これを読んで・・・。
僕の靴のかかと部分もゴム材以外の素材が見えている状態だというのを確認しまして、『ダメ元で、見積もりしてもらおぅ。』
あわよくば根性で、見積もりに出してみることにしました。
スピングルムーブの修理はメーカーに見積もりしてからが始まり
スピングルムーブを修理してもらうためには、まずは修理が可能か事前見積もりしてもらうトコロから始まります。
公式サイト ⏩ スピングルムーブの修理受付ページ
修理可能な内容について
修理(補修)内容について
- 両足アウトソール「かかとのみ」修理
- 両足かかと部分芯カウンター交換
- 両足アウトソール「つま先〜かかとまで」修理
- フォクシングテープ接着
- 両足かかと部分ライニング(内張り)張り替え
- インソール交換
- ファスナー交換
- その他
これらを見る限りでは、一般的な使い傷み に関して広い範囲で補修してくれそうなので安心ですね。
僕のスピングルムーブの症状から行くと、『両足のアウトソール修理』で済むかな?って感じです。
修理の見積もり方法と必要なもの
修理の見積もりをしてもらうのは、先に挙げた【スピングルムーブの修理受付フォーム】の最下部にあるお問い合わせにて必要事項を入力することから始まります。
その際に重要となるのが、修理して欲しい箇所の写真です。
僕の場合、かかとのソールがすり減って、中の素材が見えてしまっている状態でした。
右足のかかと部分です。
症状的のは左足のかかとのすり減り具合が気になって『修理を受け付けてくれないんじゃ無いか?』と思っていたので、修理を受けてくれるかをまず知りたい状況でした。
それと、次のシーズンもしっかり履く気満々でしたので、アウトソール全体も診てもらおうと思い全体写真も一緒に添付しました。
これは右足の裏ですが・・・。
ガムを踏んでいたみたいで、溝によこれが詰まってしまっていますね・・・。汚くてすみませんorz
これは左足ですが、見比べて見ると、全体的に左足がよくすり減っていますね。
僕は、左足が右足より少し大きので、その所為かもしれません。
アウトソールの全体写真です。
土踏まずのところは、然程すり減りはなく溝もしっかりとありますね。
こんな感じで、合計5枚の写真を添付して、修理の依頼前の見積もりを行いました。
お問い合わせフォームに書いた内容は以下です。
足の裏のゴム全部補修してくださいという旨のメッセージを送りました!
修理の値段決定と依頼の手続き
⬆︎修理の見積もり依頼をお問い合わせフォームから行った結果が翌日メールで届きました。⬆︎
このように、写真を参考に「修理可能なのか?」が、はっきりしました。
修理の料金
上の写真を見ての通り、今回見積もりに出して診て帰ってきた修理の料金は、5,400円でした。
アウトソール全部の修理だったので、この値段だったんだと思いますが、かかとの部分修理とかインソールの交換とかになると値段の変動は、十分に考えられると思います。
これで、修理が可能ということと、修理料金もわかったので依頼して見ることとなりました。
ここから先は、修理から戻ってきて「あ〜これは・・・。僕の落ち度だったな・・・。」と感じた、修理を出す前にやっておく注意点3つを書いていこうと思います。
ヒント:そのままの姿
スピングルムーブを修理に出す時の3大注意点
僕は、『早く修理をして貰いたい』という思いだけで、早々に工場へ発送してしまったのですが、それは間違いでした。
というのも、修理はしてくれてはいるけども『 そのままの姿で却ってきます。 』
「修理箇所の補修以外は、余計なことは一切しません」ということです。
シューレースを外しておく
1年間、しっかりと履き倒した靴は、けっこうな油汚れが付着しています。
シューレースも然りで、アイレットに当たる部分が油で黒く変色しているコトがあるかと思います。
愛用していた靴を修理に出すのですから、メーカーさんに汚れたものを見せるのは失礼に当たると思うのです。
なので、シューレースは外しておいた方が良いのでは無いのかと思いました。
クリーニングクリームで磨いておく
シューレースを外して見るとわかるのですが、タンの部分とシューレースホールの接合部分が黒い油が溜まっていませんか?
白い靴を履いている方は特に目立つかと思います。
これらは、愛用している間に、待機中の塵やホコリと足の油や湿気などが混ざり合ってできた汚れです。
こういった汚れも、メーカーさんに見せるのは失礼だと思うのです。
なので、クリーナークリームで手入れしてから送り出すことをオススメします。
ソールの掃除をしておく
今回、ソールの補修として依頼させて貰ったんのですが、ガムの踏んだ跡がついていたママ発送してしまっんです。
いくら張り替えして貰うって云っても、ベースの上に新しいソールを貼るのでベースが綺麗な方が接着しやすいに決まっています。
しかっかりと接着されていると使い込んでも剥がれないでしょうし、また長く使えるのは間違いありませんからね。
まとめ
スピングルムーブの修理に関する見積もりであれこれと書きました。
見積もりに関して重要なのは、依頼先にどうして欲しいか?が、明確になることです。
- 気になる箇所の写真
- どうして欲しいか?
この情報は修理する側にとってとても大事な情報ですので、できる限り明記しておきましょう。
修理前には、メーカーに敬意を払うと愛が伝わると思います。
- シューレースを外す
- クリーナーで磨く
- ソールを洗浄しておく
愛用した靴をせっかく修理に出すので、メーカーさんにも『愛用してます!』アピールしてもいいかと思います。
2万円もする靴ですから、長く大切に使っていくにあたって愛を持って接してもバチは当たらないと思います。
ちなみに(修理の口コミ)
【 シューレース・靴本体の汚れ・ソールの補修外の部分 】に関しては、全く手付かずで帰ってきます。
汚れもそのままですし、シューレースが新しくなっていることもありません。
修理箇所以外は、そのままの姿で戻ってきます。
ご注意くださいませ。苦笑