大阪の堺市(堺東)一条通交差点に店舗を構える、大阪河内の郷土料理かすうどんを食べに、麺くいやまちゃんへお伺いしてきました。
富田林市出身の私は、河内のかすうどんは馴染みがある食べ物です。
牛の脂かすの入ったうどんは、若かりし頃から食べていて、今でもちょくちょく食してはいるのですが、牛かすの入ったカレーうどんはよくよく思い返してみると今回が初めてでした。
佇まいは、このように古い立ち食いうどん店のような感じで、入店してみると、カウンターのみの9脚分の椅子があっただけ。
店主1人で賄えるお客さま分しかい店に入れない仕掛けです。
麺くいやまちゃんのメニュー
メニューは、名物のかすカレーうどんを筆頭に、天ぷらカレーうどん、とり天カレーうどんなど、カレーうどん数種類で構成されています。
たくさん食べたい方には、大盛りがあり、普通料金プラス100円で500g超の大盛りにできます。
今回オーダーしたのは、もちのろん!名物のかすカレーうどん!
これ一択のつもりで伺ったので、他のメニューは目に入らなかったんですがね・・・。笑
待つこと8分くらいかな。出てきました、かすカレーうどん!
麺くいやまちゃんのかすカレーうどん 食レポ
写真をご覧の通り、見た目はがっつりと関西のカレーうどんです。
カレーに負けない、しっかりとした出汁に片栗粉でとろみをつけて、麺と絡み合うとろみ感が絶妙です。
カレー出汁に見え隠れしている、プルンとしたものが「牛あぶらかす」。
これまた、しっかりと油で揚げられていて、その香ばしさがカレー出汁に深みを与えていて旨味を濃厚にしてくれています。
肝心の麺は、讃岐うどんのような、しっかりとしたコシ感ではなく、もっちりとしていながらも歯切れの良い食感が楽しめてすごく良い茹で具合でした。
麺の味もカレーに殺されておらず、小麦粉の味を感じることができて、その点はさすがにカレーうどん専門店と言える麺造りをしているなと感心しました。
勝手に採点させていただくのでしたら、98点としておきたいです。風情のある店構えなのですが、所々みすぼらしさがあるので2点だけ減点しました。
お味はとても美味しかったですので、オススメできるカレーうどんですよ。
ただ、若い方のデート向きのお店ではないだけです。
セトウツミの菅田将暉さんがお忍び来店か?
店内のカウンター右上に、菅田将暉さんのサイン色紙が飾られていました。
どうやら、映画セトウツミの撮影期間中に、麺くいやまちゃんのかすカレーうどんを食べに来たのでしょうか?
こういうのって、やっぱりお忍びでくるんでしょね。
ロケ地が近所で、大阪堺市堺区櫛屋町ザビエル公園付近川沿いだったそうなので、リサーチしたんでしょうね。
菅田将暉さんのファンの方は、ロケ地巡りされたと思いますが、撮影の合間にかすカレーうどんを食べていた事は知らないのでしょうね。笑
麺くいやまちゃんの営業時間と駐車場
ランチの営業時間は、11:30から14:30の期間で麺もしくは出汁がなくなるまで。
ディナーの営業時間は、18:00から21:00の時間で麺もしくは出汁がなくなるまで。
定休日は火曜日と月曜日のディナータイムが休業です。
さすがに、1人店なので、仕込み量は限界があるのでしょう。うどんかダシが無くなれば終わりという、潔の良さが伺えて興味をそそります。
今回お伺いしたのは、土曜日のディナータイムでオープン直前にお伺いさせていただきました。オープン前に先客が1組いらっしゃって、みるみる満席になりました。
少ない席数ですが、名物のかすカレーうどんを目当てに来てくれるお客さんが居るのは良いことだと思います。
麺くいやまちゃんへ車で行くなら
店舗の西隣のコインパーキングを利用するのが便利です。
駐車場の料金は40分200円、最大料金900円でした。
駐車台数は確か9台でしたので、駐車台数=席数みたいな計算です。満車の場合は、もしかすると満席になっているかもしれませんね。
電車で行く場合
南海高野線の堺東駅下車で南へ。これが一番近いです。
JR阪和線の三国ケ丘駅・チンチン電車(阪堺)宿院駅 からも行けない事はないですが、なかなかの距離があります。
駅からはスマホでナビゲーションしてもらいながら行きましょう。
麺くいやまちゃんのまとめ
基本的には、かすうどん屋さんですので、かす入りのメニューを注文するのがセオリーです。
今回は、カレーうどんを食べたいクチだったのでカレーうどんにしましたが、ほかのメニューも食べて見たいので改めて行ってみることにします。
今のところ「ミニかす丼」が一番気になるのです。